先日、建てさせて頂いたお客さんからちょっとした相談を受けました。
『この家とても断熱性を高くして作ってもらったはずなのに、とても寒いのだけれど?どういうこと?』
この質問に答えを話すまでに10分は掛かりました。あと納得してもらうまで20分くらい・・・・
まず、この件で大きな勘違いがあります、それが・・・・
断熱性が高い=暖かい家は言葉足らず
ってことです。
基本的に断熱性が高くても、それだけで暖かい家になることは100%と言っていいほどありません。
外気温が0℃以下にもなるこの季節、暖房をつけたりして、熱を部屋に与えてやらないと暖まる訳がありません。
このお客さんはそこのところを勘違いしていたようで、断熱性が高いから冬は暖房も要らないと聞いていたって言っていたので、きっと何かの勘違いだったのでしょう。(もしくは他社がそんな情報を振りまいているのかも???)
特にこのお宅は、サッシのほとんどを遮熱サッシにしており、余計に寒かったかと思います。
遮熱サッシは夏の強い日差しを想定して、その熱のほとんどをカットしてくれますが、冬の暖かい日差しもカットしてしまうため、室内にほとんど熱が入らないってことになってしまうのです、だから暖房が無ければ寒い。
ではどうしたら、暖かくまた夏は涼しく過ごせるのか、そのヒントを次回に書いていきたいと思います。
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